「どうしてもお金が必要なのに、手元に現金がない・・・!」
そんな時、真っ先に思いつくのは「お金を借りる」ということだと思います。では、金策には一体どのような方法があるのでしょうか?
おすすめできない金策方法
以下に紹介する方法は、色々なトラブルに発展する恐れがあるため、どんなに金策に困っていても絶対に手を出してはいけないものです。
クレジットカード現金化
これは、クレジットカードのショッピング枠を現金にする方法です。
具体的には、業者が利用者にクレジットカードで買い物をさせて、その商品を業者が買い取り現金と交換するというものです。
しかし、この方法はクレジットカードの会員規約に違反しているほか、法律に触れるギリギリのグレーゾーンの行為なので、あまりお勧めできません。
中には、価値のないものを高額で購入させておいて現金を渡してくれないという悪徳業者もいるらしいので、利用しないほうが良いでしょう。
闇金業者
何といっても法律を無視した高い金利なので、借りたのが少額でも金利が雪だるま式に膨れ上がり、いつの間にか返済できない額になってしまっているということが多いです。
また、取り立ても法律などお構いなしで脅しや嫌がらせなどをしてくるので、精神的にもかなり参ってしまいます。
雑誌やスポーツ新聞などの広告では一見闇金だとは気づかないのですが、意外と身近に潜んでいるので注意が必要です。
安心して借りれる金策方法
安全にお金を用意する方法には、色々な種類があります。
公的融資制度を利用する
国や地方自治体などが行っている融資制度で、状況に応じて経済的な支援を受けることができます。
生活費などに困っている世帯に貸付を行う「生活福祉金貸付」や、教育費の支払いが困難な世帯が対象の「国の教育ローン」などがあります。
それぞれ利用資格や条件などがあるためだれでも利用できるというわけではありません。
生命保険の契約者貸し付け
生命保険の契約者に対して「解約返戻金」の範囲内で融資をしてくれる制度です。カードローンやキャッシングと比べると金利は低めになっています。
返済は専用振込用紙やATMで可能になっています。
貸し付け金の合計+利息の合計が解約返戻金を超えると保険契約が失効する場合もあるので注意が必要です。
定期預金の解約
定期預金に積み立てをしている場合、たとえ満期になっていなくても途中で解約することができます。
受け取る金利が下がってしまうというペナルティーはありますが、申し込みや審査などの手間がなく、返済する必要もないのでどうしても現金が必要な場合は思い切って解約するという金策方法もあります。
定期預金を担保に借り入れする
定期預金の解約をしたくない場合、定期預金を担保に借り入れすることができます。預けているお金の90%ぐらいまでを無審査で即日に借り入れることができます。
金利が高い時に組んだ定期預金を解約したくないときには便利な方法ですが、定期預金よりも高い金利が適用されるので長期間の借り入れになる場合は定期預金を解約したほうがお得です。
有担保ローン
不動産や有価証券などを担保にしてお金を借りる方法です。返済が滞ってしまった場合は担保を売却してその代金を借金の清算に充てるようになります。
目的別ローン
特定の目的のために利用するローンです。
住宅ローンや教育ローンなどは広く利用されており使い道が自由なフリーローンと比べ、金利が低めに設定されています。
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードの利用可能額には、ほとんどの場合、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」が設けられており、「キャッシング枠」の範囲内で借り入れすることが可能です。
返済は一括返済が基本ですが、リボ払いに変更をすることもできます。
金利が高めなので、急に現金が必要になった場合には便利な方法ですが、多額を借り入れてしまうと返済が大変になるので注意しましょう。
カードローン
銀行や銀行系のカードローンは、使い道が自由で利息が低いことと審査スピードが速く、即日融資も可能な点が魅力です。
手続きもインターネットでできたり、収入証明書も不要だったりと急いで金策しなくてはいけない場合には利用しやすいローンです。
一度審査を受けて融資が可能になれば、その後は再審査なしで繰り返し借り入れができるので、いざという時に便利です。
まとめ
キャッシングやカードローン以外にもお金を用意する方法はいろいろとあります。申し込み条件や金利などをよく調べた上で、利用目的に合ったものを選び、賢く金策しましょう。